山形県山形市平清水純米酒専門店「正酒屋 六根浄」の純米ばか店主のブログです。
こだわりの酒・酒器・食品等もご紹介致します。
【正酒屋 六根浄】本年度の通常営業を開始いたしました
 ご無沙汰しております。

早速ですが、本年度の通常営業を開始したことをお伝えいたします。

もう知っている?

4月2日からですからね、もう10日以上たってからのこの告知。
あまり意味がないですね。

思えば、正酒屋 六根浄を開店して、今年でもう6年目なんです。

月日の経つのは早いものですね。

初年度は、日本酒業界をすべて純米酒に変えてやる!くらいの勢いだったのが、
お客様に頭を下げて「炭酸割りにしても美味しいですよ〜」の低姿勢ぶり。

そこまでしないと日本酒を手にとってもらえない、そのくらい世間の日本酒への関心が薄いことを実感してきた5年間でした。

また、酒屋業界での「プンプン系」駆除の急先鋒を自負してきたのが、プンプン系も使いようだな、とすっかり丸くなってしまいました。

プンプン系・・・、マニア以外には通じない用語でしたね。

ご説明いたします。

とりあえず香りがあれば客に売れるだろう、くらいの軽い気持ちで使用される香りの高い成分を多量に出す酵母から造られる酒の総称。

香りの高い成分とは、カプロン酸エチル。これを高濃度で産生する酵母が開発され現在、利用されているんです。代表的な酵母は、きょうかい1801号となります。

たとえて言えば、昆布の旨味の主成分がグルタミン酸ナトリウムで、昔はダシをとるのに昆布を利用したのが、手っ取り早さから化学調味料「味の素」を利用するようになったのと同じ構造なんです。化学調味料の代名詞である「味の素」も微生物を利用してグルタミン酸ナトリウムを造っています。

話を戻しまして、プンプン系の特徴は、香りと引き換えに、甘味と苦味とエグ味が渾然となって味覚を刺激する、和食文化の異端児といいましょうか、食べ物と合わせることを念頭においていない酒です。

しかし、そんなプンプン系も使いよう、を思わせてくれた蔵元さんが、茨城県日立市の森島酒造さんが醸す「大観」でした。

「マイルドプンプン系」と名づけたい、プンプン系の飲みづらさを克服したその味、技術力に感心しています。

新しいジャンルを切り拓いたイチオシのお酒です。

お買い求めは当店で。

それでは、本年度もよろしくお願いいたします!!






| 純米ばか店主 | - | 10:34 | comments(1) | trackbacks(0) |
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| - | 2015/08/12 2:31 PM |









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